
今回は家庭用脱毛器の購入をお考えの方にプロが使用する脱毛器との違いを脱毛サロンで働くプロがわかりやすくご紹介いたします。購入する前の参考になれば幸いです。
こんにちは(^^♪
最近では家電量販店での脱毛器をよく目にするようになってきました。
脱毛器を購入する場合になにを重視すればいいのか?
安全性や脱毛効果は?
これらのことを脱毛のプロが出力の違いをメインに解説していきます!
◆出力の違い
脱毛機器選びでよく見る「J(ジュール)」という単位。
これは1センチの正方形あたりに照射されるエネルギー量を表し、数値が高いほど毛根へのダメージが大きく、脱毛効果も高いとされています。
このジュールはマシーンの内部でもレベルが調整できます。
お肌の強さや毛量によって出力(ジュール)の調整を行います。
高ければ高いほど効果があるものではなく、人それぞれの肌や毛質によって最適なレベルで行うことが重要です。
■■■それぞれの違い■■■
■ 医療脱毛器(クリニック)
出力:約20~60 J(ジュール)
特徴:
強力なレーザーで毛根を破壊
5~10回程度である程度満足できる
医師や看護師が施術するため安全性が高い
出力が高い分、痛みが伴うことも
費用はやや高めだが短期間で効果重視の方向け
■ エステ脱毛器(サロン)
出力:約10~30 J(ジュール)
特徴:
光脱毛(IPL・SHR方式)で毛を弱らせる
IPLとSHRではジュールに大きな差がある
痛みが少なく、肌にやさしい
通う回数は6回以上が一般的
最新機器ではVIOなどの太い毛にも対応可能
コストと効果のバランスを求める方に最適
■ 家庭用脱毛器
出力:約3~10 J
特徴:
自宅で使えるように安全性を重視
低出力でも継続使用でムダ毛が目立たなくなる
照射レベルの調整や肌検知センサー付き機種も多数
コスパが良く、初めての脱毛にもおすすめ
忙しい方、自分のペースで脱毛したい方向け
■■■なぜ家庭用脱毛器はジュールが低いのか■■■
1.安全性の問題
知識を持ったプロが行う施術とは異なり、自己処理でおこなう家庭用脱毛器はやけどや肌荒れのトラブル防止の観点からも高い出力は基本的に出ないように設計されています。
2.冷却装置の問題
プロが使用する脱毛器は強力な冷却装置が装備されており、高い出力の熱を瞬時に冷やすことでやけどなどのトラブルを防止するよう作られています。
家庭用のハンド脱毛器では冷却装置は簡易的なものとなり冷やす能力が低い為、高い出力が出ないように設定されています。
3.電源の問題
充電式や家庭用電源では高出力の光を出し続ける為の電力が不足してしまい、使用時間の問題もあります。
■ 結論:どの脱毛方法が自分に合っている?
医療脱毛:費用はかかっても短期間でしっかり脱毛したい方
エステ脱毛:費用と効果のバランスを重視したい方
家庭用脱毛:手軽に始めて、自分のペースで続けたい方
◎出力の違いが脱毛効果の違いの一つの要因としてあることを覚えておいてくださいね。
脱毛効果を上げるにはこの他にも、お肌の状態や施術のタイミングなど様々な要因が重なって効果が変化していきますのでもし、わからないことがあればサロンで聞いてくださいね。
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